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   野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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鞘が少し割れ、種が出てきたら、ピンセットで鞘をはじき種を培地に全体にある程度均一にまきます。



一鞘でジュースビン5本程度の培地に種をまいています。ジュースビンはビックルなどのビンを使用。




まき終わった鞘の状態。食べ終わったバナナの皮のような状態になります。




培地にまき終わった種の状態。ある程度まばらにまかないと、1年後のビンからビンの植替えに苦労します。種が固まってボトッと落ちてしまったビンは密集して芽が出てくるので、植替えの時に球根をほぐすのが大変で頭にきます。また、そういう密集ビンは球根の育ちもイマイチのように思います。おそらく培地の栄養が分散されるからでしょう。
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手をアルコールでよく消毒し、クリーンベンチに手を入れ、いよいよ種まきの開始です。まずはあらかじめクリーンベンチ内に用意した種まき用培地を1鞘でまける分ビンの口を開け準備します。



精密ピンセット2本用意。種をつかむピンセットはバーナーやアルコールランプで熱殺菌し使用します。熱殺菌することでピンセットについている種を焼き殺し次の交配の種まきに前の交配が混じらないようにする意味もあります。




左手のピンセットで鞘を固定し、右のピンセットで鞘をはさみつぶすように鞘を割っていきます。ある程度押さえたら、パクッと鞘が割れ中から種が出てきます。




画像が暗く分かりずらいかもしれませんが、割れた鞘の状態。割れたら種がこぼれるので必ずビンの口の上で作業をします。
数回にわたりブログで無菌培養の種まき方法を紹介します。人それぞれやり方はあるかと思いますが、参考程度に。

種まきを始める15分前にクリーンベンチのフィルターのスイッチをONにし、細菌を外に排出。種まき用培地をアルコールでスプレー殺菌しながらクリーンベンチ内に持ち込む。



ピューラックスを2倍に薄めた溶液に切り取った鞘を浸します。大体10分程度でしょうか。だんだんと切り口が白く変色してきます。これもアルコールスプレーで消毒し、クリーンベンチ内に。




あらかじめクレーンベンチ内に用意しておいたキムワイプ(理化学用ティッシュ)にピューラックスで滅菌した鞘を並べ、余分なピューラックスを吸わせ乾燥させる。ある程度乾燥させないと湿ってパラパラと種がうまく蒔けない。
7月は私の出番
7月に入ると力の無い株の鞘は変色しはじめる。写真はピューラックス等で種子を泡洗浄して播種するグッツです。

一般の弾き飛ばしより歩留まりは悪いが(8割)発芽率が良い。弾き飛ばしより時間が1.5倍掛かるが後の発育が良い。
一応8鞘処理しました。

(どちらにしようかなー)


メリクロン(穂刺し)した「熊野獅子」の現状。ツボミから培養し葉も根も球根も出てきました。来年ぐらいにビン出しかな。
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