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   野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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ゴマ粒~米粒ぐらいの比較的大きな球根を1球づつ取り出します。球根同士の毛がからんでなかなか1球づつ取れるのはまれで、ごそっと数球塊で取れることがしばしばあります。ビンの中、ピンセット1本で大きい球根のみをほぐしながら選別していきます。




球根が1球取れました。落とさないように慎重に移植用のビンへ。




移植用のビンの中へ球根を落としていきます。1ビンあたり球根は15球を目安にしています。

ビンはサントリービックルの空ビンを使用。
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移植用のピンセットをバーナーで殺菌します。移植用のピンセットの長さは25cmです。
このバイオ用ピンセットはインターネットで注文しました。




特にピンセットの先は炎で念入りに殺菌する。




ピンセットが冷めるのを待ってもいいのですが、時間がもったいないので移植前のビンの寒天の空いているスペースにピンセットの先を突き刺し、ピンセットの先を冷ます。ジュ~と湯気がビンの中に立ち込めます。2、3箇所突き刺し完全に冷まします。
今の時期はビン移植の真っ最中です。数回にわたり自己流ながらビン移植のやり方を紹介したいと思います。



↑は06年の夏に種まきし、07年春に発芽した移植前のビンの状態。球根はケシの実ぐらいの大きさから大きいもので米粒程度です。ほとんどはケシの実程度です。
ビンに貼ったラベルをはがし、ビンを水洗いした後、アルコールでスプレーしクリーンベンチの中へ。




手をアルコール消毒しいよいよクリーンベンチ内の作業です。
移植前のビンは1年半ほど栓をしてあったのでゴム栓がガラスビンの口に張り付きなかなか取れません。癒着部分をバーナーやアルコールランプであぶり、ゴム栓を取ります。




あらかじめアルコールスプレーで殺菌しクリーンベンチ内に用意しておいた移植用のビンのアルミホイルのフタをそっとめくります。クリーンベンチ内の作業では出来る限り手はビンの口より高くにもっていかず、動作はそっとを心がけています。


どんだけ~種をまいても、これだけ~しか発芽しないビンの状態です。
見て分かるとおり何百個もの種から3本しか発芽していません。
1鞘の種から数本しか発芽しない3倍体の交配なのでこうなるのはわかっていますが、半分遊びでやっています。1本も発芽しないこともしばしばです。

こういった交配はいびつな花もたくさん出ますが、たまにビックリするような花も咲かせてくれます。だからやめられません。培地の養分をたっぷり吸収して球根も大きくなるしね。
種まきが終わったらビンにゴム栓をします。熱殺菌したゴム栓も事前にクリーンベンチに持ち込んでおきます。



ビンの口とゴム栓をバーナーで殺菌の為あぶり、しっかりと栓をします。クリーンベンチのフィルターからの風で炎が思わぬ動きをして、指が熱いんだな、これが。たまに指の毛も焼けます。
クリーンベンチからビンを取り出し、ゴム栓の上からアルミカップ(お弁当に使うカップ)をかぶせます。ただのホコリよけです。




最後に交配内容のシール(母木×花粉塊)を作り、種まきした日付を明記します。
種まき作業はこれで終了。後は来年の春に芽が出るのを待つだけです。楽しみ
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