野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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今日からポットリスト編ですよ。今日は販売ポットのメインどころになる「紅曼陀羅セルフ」をご紹介。
「紅曼陀羅」の魅力は控えめな紅点にダイナミックに散る霧点と白抜けの美しさ。それに加え花形がめちゃめちゃいい超大輪花というところです。紅点より霧点がメインとなるというところがポイント。紅点が小さくなるようにはあまり意図的にはしませんので、今までに意外とない花が咲くような感じです。紅点の広がる傾向にあるパイロット花もありますが、けっこう紅点が収縮した紅曼陀羅の面影がある花も咲いています。初花の為、花形は萎縮していますが、来春はちゃんと咲くでしょう。
これが、本日撮影のポットの様子。順調に育っているようですね。
土の表面が綺麗なのがポイント。表面用土を交換はしていませんが、今の時点でも苔や藻が発生していません。鉢の栄養状態のバランスがいい結果だと思われます。苔や藻が発生すると通気性が保たれず調子を崩すようです。逆に鉢内のバランスが崩れるから苔や藻が発生するとも考えられますが・・・
今のところどっちが原因だかわかりません。
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諭吉1人、値段の割には面白そうな交配でもある。
あわよくばピンク大紅点が咲くかもしれんという交配です。ボトルなのでピンクが咲くかどうかまったくわからないのでとりあえずの諭吉1人。ピンクが咲くのがわかっていれば1.5~2人、ピンクがまったく咲かないなら0.7人ってとこか。来年の春には何本かは咲くでしょうから結果どうなるかある程度はわかります。来年の秋リストでどうなるか?今のうちに買っておくかどうか?・・・悩むところですね。
まあ、ピンクが駄目でも白地大輪の大紅が咲くでしょうから、それほど損する交配でもない気もします。ピンクが片親だと子供はほとんど白地になるんですよね。子房は濁るけど・・・
「P1紅太DS秘武C-M」はマニアックスVOL30にも載せたアベレージ2cmぐらいの安定した大輪花です。大輪傾向は強いと思うのでひそかに期待。
交配されている方ならこの交配をF1と考えて次でピンク大輪大紅点が狙ってみるのもいいかも。3年の手間を考えたら安い買い物かもしれません。
球根はけっこう粒ぞろいです。極端に小さな球根はあまりなさそうですので、ビンから育てる入門用にも最適かもしれません。
昨日の台風被害の後片付けがやっと終わりました。
雨より風害がすごくて、軒下に置いてあった資材用の棚が吹き飛んだり、遮光ネットが破れたりはしましたが、大きな被害がなかったのでよしとしましょう。
今日は大麒麟交配の紹介です。紅斑紋と大輪の血の入った大紅点との交配の選別個体「GHD(2B)火祭・女大瀞深4種-0B」がベタっとした濃い紅点のなかなか良い大輪花なので、大麒麟との交配でどういった花が出るか楽しみです。
大麒麟交配は球根も大きくなる傾向にあります。経験上、大きくなりがちな球根は草丈が大きくなりやすいように思います。寄せ植えにはあまり大きくならなくてもかまいませんが、展示会での一、二本植えの展示には草丈の大きくなる個体の方が向いています。花の大きさばかりではなく草丈や軸の太さなど総合的に考え交配をしないといけないと感じています。
2012年のリストを印刷に出しましたので、1週間から10日で上がってくるでしょう。発送までもう少しです。