野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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今日は上空に寒気が入ってきているため寒いです。風が強いので余計に寒い。この寒さで岩千鳥の葉ももグッと黄色に紅葉したように感じます。
寒気の影響で和歌山の有田沖で竜巻が発生したとか。全国のニュースでもやっていました。
でも、さすがに2、3年作り込んだ選別品は強く、まだまだ青々としています。丁寧に作ると水の与えすぎや肥料過多で早く枯れたりする話はよく聞きます。かわいいからといって過保護もよくありません。私は9月からずっと肥料を与えていないのでいい感じで枯れてゆくでしょう。
球根の大きさによって鉢の大きさをいろいろ変えた方がいいようで、小さい球根を大きい鉢に植えたからといって大きくなるわけでもないようです。「鉢の径より深さの方が重要なのでは?」と最近思うようになりました。同じ容量でも標準的な形の鉢より径が小さく深い鉢の方が成績がいいようです。
咲いた花が2本だけなのでなんとも言えませんが、パイロット花を見る限りではなんとなく両親の中間に位置する花が咲きそうな予感。
両親の系統がまったく違うので、もしかすると駄花が多くなるかもしれません。(駄花といってもある程度のレベルの花でしょうけど・・・最近は贅沢になってイカン) 駄花が多い交配は意外と飛び抜けた良花が咲くことも多いのでこれからの交配の軸になる花を産出させたい交配です。
この交配をビン出しから1作して見た感想は系統の違いにより、かなりの強健種になりそう。他の交配と比べて葉も大きく、根張りもいいです。鉢の底から根が出てくるぐらいですから。
今の段階で葉が大きいので将来的には展示会映えする大きな木になりそうです。最近は意図的に地上部が大きい個体を選別して交配に使ったりしていますので、こういう交配はいい交配親になるやもしれません。
この交配はパイロット花も咲いていませんし、どういった結果になるかなんともわかりませぬ。
母体の「H3D~A」(長いので省略)のような四条で歌姫斑紋になればいいなぁ、とは思います。
「赤虎」などH3D鈴姫は多条になる傾向もベタになる傾向もあるので、どうなるか読み切れませんが、母体の「H3D~A」は多条になる傾向が強いかもしれません。
とはいえ、同じくH3D鈴姫系の「月の虹」(ほぼベタ)と「赤兵衛」(ほぼベタ、中裂に地色あり)を交配しても半分以上が多条花になったので、やはり読み切れません。(結局はわからんのかい?!)
確実なのは、ベタ系、多条系が咲いたにしてもこれまでにない花が咲くのは間違いない交配だと思います。
話は変わりますが、10月発行のリスト品でけっこう完売が目立ってきました。通販リストのページを見ていただけると、最新の完売状況がわかります。