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   野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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これも昨日と同じ交配の選別品です。大仁王タイプで花がでかいです。
一点花より斑紋花の方が花が大きくなる傾向にあるような気がします。

ここからは推論ですので参考程度に。斑紋の集合体の紅点(一点)は花の伸びを阻害するようです。極端な大紅点やベタの花で大輪が出にくいのもそのせいかと思われます。
交配数が段違いな一点系と比べ、斑紋や白花では大輪花が出やすいのも紅点が関係しているのかもしれません。

超大輪というだけだと、大仁王より寿光の方が大輪傾向が強いようです。一点系では紅点が花全体に散る関係上寿光系は大仁王系とさほど変わりませんが、白花では寿光系の方が大輪傾向が強いです。

蟻千タイプはもちろん寿光系ですが、玄初玄夢3B-Bにも寿光の血が入ってるんですよ~。
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「玄初(超)玄夢3B-B×武大大寿大寿武大(蟻千タイプ)」の大輪選別品。
太軸の蟻千タイプを狙った交配でしたが、この交配は蟻千タイプが一本も出ませんでした。すべて大仁王タイプとなりましたが、斑紋が綺麗な個体が多く、多く選別出来ました。
蟻千タイプの影響は斑紋が全体に散った程度でしょうか。

「玄初(超)玄夢3B-B」はそれほど特徴の無い花ですが、いい子供を産むことが分かったので、多用せねばと思ってますが、選別してから4年になりますが、一向に増えない個体です。現在、花付きが1本、葉芽1本。交配すると翌年は必ず葉芽に。絶えてないだけましか・・・。


赤鬼・大麒麟の今年選別個体です。完全ベタではないかと思いますが、開いた時に全面ベタっぽく真っ赤です。
軸も赤くかなり赤い遺伝子が強いようです。

問題はこの先に交配が進めるかどうかで、大麒麟の子供は受粉能力が極端に悪くなります。受粉能力ゼロの個体がほとんどで、受粉して種を蒔いても十本出るぐらいの極端な難発芽となります。

この個体も母体に使用しましたが、受粉は期待していません。
 

DSMD(H)赤鬼-B×大麒麟の選別個体。昨年初花でしたが、その残りの葉芽から咲いた花です。
大麒麟をかけると赤鬼タイプでも大麒麟タイプに引っ張ります。それだけ大麒麟の遺伝子が強いことを裏付けています。

さすがに赤鬼との交配なので、極端に大輪にはなりません。どれも中輪止まりです。作り込めばもう少しは大きくなるでしょう。

この交配はなかなかいい結果だったので今年も同じ交配をしてみました。奇跡的にDSMD(H)赤鬼-Bが生き残っていました。


一点花は1/4ほどで、ほとんどは斑紋花です。中には写真のようなかなり高レベルな大輪花が咲きます。一般的に斑紋花の方が大輪傾向が強いので、この交配でも一点系は小さめ、斑紋系は大きめという結果でした。

一点系は選別個体が多く、斑紋花もいい個体が出ましたので、個人的には当たり交配だったと思います。


ちなみに写真の花は別個体ですが、下の花の方が花は大きく花付きも良かったです。
ぱっと見、下の花を選びがちですが、5輪も付く木なので、来年、花が小さくなる可能性大です。
上の個体は木の大きさの割に2輪しか花が付いてなかったので、今後、大輪傾向になりそうな予感です。

だから、初花はあてにならない。半分ぐらいは裏切られます。
翌年、選別外からいいものが咲いたりします。

初花を交配に使用する場合、特に大輪花を交配に使う場合は花の将来性を加味して交配した方が効率が良さそうです。
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