野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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大麒麟交配が続きます。これまた父の交配ですが、「父よ、とうとうやっちゃったか…」って感じです。
大麒麟は何とかけても大麒麟特有の花にもっていきます。大麒麟の子供は花を見ればすぐに分かるほどです。それほど大麒麟の血は強いのですが、紅斑紋との交配でいい結果が出ていることも確かです。「大麒麟×紅曼荼羅」「大麒麟×スサノヲ」でかなりいい花が咲いた実績があります。「大麒麟×紅曼荼羅」は選別品をまた機会があればアップしますね。「大麒麟×スサノヲ」は来年初花ですが1年早くビン出ししたパイロット球根でいい花が咲きました。
で、今もっとも熱い交配親の一つがこの「大魔王」ではないでしょうか。喉元に虫食い状の白抜けが多い紅斑紋ですが、大魔王はベタっとした紅点が魅力です。
最高の花粉を使った大麒麟交配。結果が楽しみです。
優秀な親を使わないといい花は出ないというのは交配をやっていてつくづく思います。
いい花が咲くと「木が弱るから母体にしない」という考えは間違いじゃありませんが、「来年は耐えているかもしれないから、花粉だけじゃなく母体に使い交配機会を増やす」という精神で交配を進めています。まぁ、今年交配に使った花を来年交配に使うのはかなり稀ですからね…潰してもいいぐらいでやらないと前に進めません。
…余談でした。
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