野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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昨日紹介した交配と似たようなタイプの交配です。こちらも母体には肩張りのワイドタイプの花を使っているので、かなり期待できそうな感じです。
「鳴神」の交配内容も「大魔王系D×月赤C」ですが、「大魔王系D×月赤C」という交配は中抜けがあまりなく紅点の周辺部分が散る花が多く、「電光石火×月赤TB」は「大蛇」のように紅点が斑紋上に散る花がけっこう出ました。それぞれの親の交配に使った「月赤」の影響ではなく、大魔王系の方の影響でしょう。「電光石火」は大魔王系の中でも紅点がけっこう散る傾向にあるからです。その違いがこうやって子供にも現れています。基本的に芸の遺伝は隔世遺伝なので、この交配でそれが如実に現れてくるんじゃないでしょうか。
カタログ発送まで、掲載予定品を毎日ぼちぼちと更新していきます。
ポット掲載品は去年のボトルとけっこうかぶるところなので、まずは最新交配のボトルから。
月の虹赤兵衛系同士の交配である「大蛇(おろち)× 鳴神(なるかみ)」からご紹介。
どちらも大魔王系×月赤系の交配ですが、かなり雰囲気の違うタイプで交配しています。「大蛇」は紅点がまばらで地色が目立つ花、「鳴神」は紅点がしっかりして周辺部が散っていますので、この交配はいろいろ出るんじゃないかと思います。「大蛇」の点の散り方だと、斑紋花っぽいものも出たりして…とはいっても全体的にハズレも少ないんじゃないかと思ってます。花形も「鳴神」のような肩の張ったワイドタイプになってくれたら最高ですね~~。