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分球について。
先日紹介したポットの掘り上げた結果です。DM-03は9球、DM-06は12球でした。DM-03は5本から9球なので、分球率1.8倍でほぼ1本から2球になっています。DM-06は6本から12球なので単純に1本から2球づつの2倍。どちらもいい成績だと思います。リン、カリ入りの粒々用土が入っているものを使ったので、約2倍になっていますが、粒々用土が入っていないものは、それほど分球していませんでした。だいたい1.2~1.5倍ぐらいでしょうか。グリーンキングにはカリ分が少ないですし、やっていた液肥もずいぶんと薄いものだったので完全なカリ不足ですね。大きさも親球±ぐらいの大きさでした。
粒々用土入りは芽を覆っている部分が黒く変色するものが比較的多く、粒々なしは球根が綺麗に仕上がります。
ここからは推測ですが秋にリン多めな肥料では遅いのではないでしょうか。花後の苗を掘り上げると、すでに新球の育成が始まっています。ビン内の苗も葉が成長しきる前から新球ができてきます。花後からカリ分が適量あると分球が促進されるのでは?小さな葉芽でも5月の時点で3球付いている苗を見たことがあります。粒々用土が分球率が良かったのはそのせいではないでしょうか?
ちなみに粒々が多いものは肥あたりしたらしく、分球はしているが新球が親球の半分の大きさほどになったものもあり、何事もやり過ぎは禁物です。
DM-03、DM-06は現在、オークに出品中。
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