野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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この交配のポイントは花粉親の「玄雷GHD玄夢・寿瀞sH3D鈴-TA」ですね。要は「ひとやすみ」の兄弟木ですが、あまりにも端正な顔つきすぎて鈴姫系というより紅斑紋風に見えてしまいます。整っているので、子供は花形には問題ないでしょう。そして「十八番(おはこ)」は2.5cmほどの超大輪系で純粋な大仁王系。(紅点の大きさが普通の大輪系の花ぐらいの大きさです) 最近はほとんどの花に「寿光」の血がどこかしらに入っているので、純血大仁王系は案外貴重。とはいってもこの交配で「寿光」が微妙に入っていまいますが…
「寿光」が入っていない入っているという話になると、同じ鈴姫系でも「月の虹赤兵衛」系は入っておらず、「ひとやすみ」系は入っているということになります。「大魔王系(寿光入)×月赤系(寿光なし)」でいい結果が出ているので、逆の「十八番(寿光なし)×玄雷GHD玄夢・寿瀞sH3D鈴-TA(寿光入)」もいいかもねって感じでしょうか。
まぁ、そこまで交配内容を掘り下げてもついてくる方も少ないので、詳しくはまた次の機会に。
本日紹介のポットも残り1つ。昨日紹介したポット「GHD火祭歌・寿瀞sH3D鈴姫-TG× 雷 轟 (GHD火歌・大魔王-TA)」は売り切れてしまいました。ギリギリ間に合った方はラッキーでしたね~
【欠品情報】
P-16 GHD火祭歌・寿瀞sH3D鈴姫-TG× 雷 轟 (GHD火歌・大魔王-TA)
T-03 玄雷GHD玄夢・寿瀞sH3D鈴-TE×鳴神
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寿光系のベタ一点花のセルフです。紅点に濃淡があるのがこの花のポイントで周辺部に行くほど色が濃くなります。おそらく濃淡紅点は遺伝すると思いますが、この交配で咲く花全てには遺伝しないでしょう。もっと濃淡のコントラストが出て芸が強調されると綺麗な花になるでしょう。
この系統の花をベースにもっと進んだ花も産出予定ですが、戻し交配用の花が来年咲くので、まだまだ時間はかかりそうです…(;´∀`)
開花途中の写真しかなく中裂が広がりきってないです。寿光系によくあるじわじわ開くという花ですね。この花の兄弟木でよく似た芸のものが関西ウチョウラン保存会で「乙女の恋」という銘で登録されてました。
ベタ紅点がキレイに入って濃淡があることで超超濃色無点花にも見えちゃいますね…
この土日で皆様のところにもカタログが届いたと思います。
たくさんのご注文ありがとうございます。急に注文が殺到して、ブログの更新をおろそかにしておりました…
と、いうわけで、今日の交配は純粋な大仁王系の交配です。
大仁王系だけでもけっこう点が散るようになりますね~~。花形も正統派って感じです。
寿光系を入れると紅点が広がってより派手になるんですが、軸が弱いだの、花がヨレるだの寿光系を嫌う方もいらっしゃいますので…(;´∀`) まっ、こういう純血系統も大事にしていかないといけないのかもしれませんね。
あ、そして、2018年カタログ掲載品でもう完売したものもあります。
【完売】
P-01 風神 × HS(G)まほSB・来光S-4A
P-05 うららセルフ-TB×飛玄まほsf・飛玄EA-15F
P-17 月の虹赤兵衛-3A×まほSB歌・寿瀞sH3D鈴-TB
今年は特に限定数ありのものが多かったので仕方ありませんが…
後ほど、ホームページ上にも2018年カタログをアップしますが、そこに完売情報を載せるのはいちいち画像を加工しないといけないのでかなり手間です…おそらく無理です。完売情報は順次ブログでご報告予定ですが、網羅しきれないかもしれません。その際はご勘弁くださいませm(_ _)m