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   野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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手をアルコールでよく消毒し、クリーンベンチに手を入れ、いよいよ種まきの開始です。まずはあらかじめクリーンベンチ内に用意した種まき用培地を1鞘でまける分ビンの口を開け準備します。



精密ピンセット2本用意。種をつかむピンセットはバーナーやアルコールランプで熱殺菌し使用します。熱殺菌することでピンセットについている種を焼き殺し次の交配の種まきに前の交配が混じらないようにする意味もあります。




左手のピンセットで鞘を固定し、右のピンセットで鞘をはさみつぶすように鞘を割っていきます。ある程度押さえたら、パクッと鞘が割れ中から種が出てきます。




画像が暗く分かりずらいかもしれませんが、割れた鞘の状態。割れたら種がこぼれるので必ずビンの口の上で作業をします。
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数回にわたりブログで無菌培養の種まき方法を紹介します。人それぞれやり方はあるかと思いますが、参考程度に。

種まきを始める15分前にクリーンベンチのフィルターのスイッチをONにし、細菌を外に排出。種まき用培地をアルコールでスプレー殺菌しながらクリーンベンチ内に持ち込む。



ピューラックスを2倍に薄めた溶液に切り取った鞘を浸します。大体10分程度でしょうか。だんだんと切り口が白く変色してきます。これもアルコールスプレーで消毒し、クリーンベンチ内に。




あらかじめクレーンベンチ内に用意しておいたキムワイプ(理化学用ティッシュ)にピューラックスで滅菌した鞘を並べ、余分なピューラックスを吸わせ乾燥させる。ある程度乾燥させないと湿ってパラパラと種がうまく蒔けない。


猛暑のためか今年は鞘の枯れが早く120鞘あまりで完了
昨年より少なくなりました、遊びの交配ができなかった
(最近の交配は発芽率が悪いものが多く掛け合わせの
工夫が) 少し反省・・・


花の色素が薄い部分と濃い部分に分かれマダラ状になる花です。数年前からこの状態なので、完全固定していると思われます。

この花も一種の奇花で、一般的に奇花は弱い品種が多く、ほとんど絶種してしまいますが、この花はなんとか今も残っています。来年あたりこの花を使った交配品が咲くはずですが、どういう花が咲くことやら。


なにかと忙しく8月はブログをずいぶんお休みしてしまいました。

色の濃淡があるぼかし無点花。大輪で少し連舌気味です。
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