野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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今日は獅子交配ボトルの紹介です。
まずは大魔王タイプの獅子咲きがでるかもしれん交配です。母体の「来光歌姫-8A」は「大魔王」の母木でもあります。(「大魔王」は「来光歌姫-8A×魔王」) 「魔王」が「鬼武者」に変わっただけなので大魔王タイプの獅子が出るかもしれません。「魔王」と「鬼武者」を比較した場合、「鬼武者」の方が交配が進んでいる分けっこういい花が咲く可能性もあります。大魔王タイプが出なくても半分は円弁大輪の獅子咲きになりますから、そんなに悪い交配でもありません。獅子咲きでは今期も「大麒麟×鬼武者」が人気で、セット球根の注文を多数頂いておりますが、大麒麟交配は交配しにくい欠点がありますので、交配する方ならこっちをオススします。
もちなみに「来光歌姫-8A×魔王」で大魔王タイプが出る確立は2ポットに1本ぐらいでした。まあ1/16ぐらいということになります。
え~い、今日はもう一個紹介じゃ。
ピンク獅子交配です。ポットのピンク獅子交配より花粉親の花が格段にいいので、期待大です。このボトル、ポットともピンク獅子は変わりませんが、このボトル交配に使った獅子でない方のピンクが完全に大輪系に、要は飛天系になっているので、より大輪傾向になりやすいと予想されます。年々交配が進みいい交配がどんどん出てきます。ポットにするか、ボトルにするか、悩ましいところだと思います。
まっ、この交配なら来年のポットやセット球根で買うという手もありますけどね~
カタログ発送前から長々と続いたカタログ掲載品の紹介でしたが、今回でその解説は最終回とさせていただきます。
うーん、次回から何を書こうかちょっと悩むな…
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H3D鈴姫系の花と大輪紅斑紋の交配です。こういった組み合わせの花はまだ咲いていないので、どういった花が咲くかまだ未知数です。
母体のH3D鈴姫タイプのようなベタっぽい花が咲くのか?はたまた鈴姫系特有のスダレ状の紅斑紋が出るのか?その両方がでるのか?全くわかりません。
斑紋も気になるところですが、母体のH3D鈴姫系の個体は花間があり花として見やすい花ですから、ぜひとも花間は遺伝して欲しいところです。
スサノヲの子供もまだ咲いたことは無いので、どういった特徴が出やすいかわかりませんが、スサノヲより2年早く咲いたビン出し即の花を交配した花は今年初花で咲きました。数はたったの2ポットでしたが、そのうち1本に24mmの超大輪が咲きました。
↓これがその花 カタログの C4 の花ですね。
肩が上がって雄大な印象です。スサノヲより落ちる親でこの花が咲くのですから、スサノヲ自体にもけっこう大輪傾向があるのを期待しちゃいます。
そろそろカタログの交配解説もいっぱいっぱいになってきたな…ぼちぼち終わりにせんと。
ちょっと諸事情がありまして、ボトルのT-03「GHD(2B)火祭D歌姫-ハ×大魔王」が完売しました。いきなりの完売で申し訳ございません。
カタログの在庫状況を更新しました。昨日更新するはずでしたが、遅れて申し訳ございません。
今までは「完売」のみの表示でしたが、「残りわずか」「売れすじ」「ポット完売 セット球根 残少」「完売 代替え品あり」などの在庫状況を表示しました。在庫状況はリアルタイムとまでいきませんが、HP上に随時アップする予定です。
HPのカタログは画像ですので、旧画像を表示する場合があります。最新画像を見るにはブラウザ(インターネットエクスプローラー、グーグルクローム など)の「再読み込み」ボタンを押すか、キーボードの「F5」を押してください。そうすれば最新画像に切り替わります。
昨日はヤフオクの出品やらいろいろしていたので、HPのアップまでは手が回りませんでした。
ぼちぼちとヤフオクにイワチドリを出品していきますので、よろしければ覗いてください。
今年の出品から取引ナビを簡略化させる「取引ナビ(ベータ版)」を使ってお取引することにしました。従来は「住所連絡」「送金連絡」「発送連絡」「受取連絡」などいちいち入力(コピー・ペースト)する必要がありましたが、ベータ版ではこういった連絡の文字入力の手間が省けて落札者、出品者ともに取引が楽に行えます。使い始めて間もないのですが、けっこう楽は楽です。まだいろいろと問題点は多いのですが、そのうち改善されるでしょう。
この交配も期待の新星になるかもしれません。
花だけ見ると大仁王系の紅斑紋に歌姫系をかけたように見えますが、おっとどっこい、花粉親の交配内容をよく見ていただきたい。詳しく分解すると「新世紀・飛天(A)×歌姫-9A」×「新世紀・飛天(A)×歌姫-9C」となります。花を見ると歌姫系に見えますが、大仁王系を経由している分どちらかと言うと「大魔王」に近い系統と思えます。(ちなみに「大魔王」を分解すると「来光・歌姫×魔王」) 「SH歌姫9A・9C-(特)」は両親に「歌姫」が入っている分歌姫よりになったのでしょう。要するに大仁王系が「来光」なのか「新世紀飛天(A)」なのかの違いですね。
またこの「新世紀飛天(A)」がいい花でした。「SH歌姫9A・9C-(特)」にも受け継がれてますが、「新世紀飛天」喉元が虫食い状に白く抜ける大輪花でした。文字で説明してもなんなので、古いデータから探してきましょう。
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ありました。探すのも大変です。2004年の花ですね。今からだと10年前ですから、この花は当時は神レベルですね。「来光」より良い花のような気がする。
「SH歌姫9A・9C-(特)」には喉元のグジュグジュが特徴的に現れてきました。母体の「HS(H)(A)どろろ」にも喉元に抜けがあるので、まあ、グジュグジュは遺伝されやすいでしょう。
純粋な歌姫系と大仁王系の交配ではないので、大魔王のような花もけっこう出ると踏んでます。長~い説明になってしまいましたが、この交配ではグジュグジュ大魔王を狙ってま…いや、出てもらわんと困る。
速報
カタログ掲載品に欠品が出てます。今日の昨日の深夜時点でHPを更新してますが、今日もう少し変化がありました。詳しくは明日のブログで…
大麒麟交配が続きます。これまた父の交配ですが、「父よ、とうとうやっちゃったか…」って感じです。
大麒麟は何とかけても大麒麟特有の花にもっていきます。大麒麟の子供は花を見ればすぐに分かるほどです。それほど大麒麟の血は強いのですが、紅斑紋との交配でいい結果が出ていることも確かです。「大麒麟×紅曼荼羅」「大麒麟×スサノヲ」でかなりいい花が咲いた実績があります。「大麒麟×紅曼荼羅」は選別品をまた機会があればアップしますね。「大麒麟×スサノヲ」は来年初花ですが1年早くビン出ししたパイロット球根でいい花が咲きました。
で、今もっとも熱い交配親の一つがこの「大魔王」ではないでしょうか。喉元に虫食い状の白抜けが多い紅斑紋ですが、大魔王はベタっとした紅点が魅力です。
最高の花粉を使った大麒麟交配。結果が楽しみです。
優秀な親を使わないといい花は出ないというのは交配をやっていてつくづく思います。
いい花が咲くと「木が弱るから母体にしない」という考えは間違いじゃありませんが、「来年は耐えているかもしれないから、花粉だけじゃなく母体に使い交配機会を増やす」という精神で交配を進めています。まぁ、今年交配に使った花を来年交配に使うのはかなり稀ですからね…潰してもいいぐらいでやらないと前に進めません。
…余談でした。