野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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基本的に腰水栽培なので、水を貯める容器にばんじゅうを使っています。
ばんじゅうにそのまま並べたら一番数が入るんですが、トレーの掃除を考えて今までは24穴の穴あきトレーにポットを並べてばんじゅうに入れていました。
上記の栽培方法を長年続けていましたが、どうも24穴トレーの代わりに写真右の育苗箱を使ったほうがいいようです。今年から選別個体は育苗箱に切り替えました。
作が良くなる理由ははっきりわかりませんが、鉢の水の浸かり方に違いがあるようです。
24穴のトレーの場合は鉢と24穴トレー、ばんじゅうが密着しているためばんじゅうに溜まった水を最後まで鉢に吸い上げます。要は流れでた養分も全部吸い上げるが、汚い水も全部吸い上げるということ。
育苗箱の場合は箱とばんじゅうに隙間があるため、ある程度は吸い上げるが、最後まで腰水を吸い上げない。隙間があるため鉢底からの通気性が良い。
という違いがあるようです。
また夏場は腰水を貯めないように頭から水をかけてますが、育苗箱はポットから流れでた水は隙間に溜まりポットとは触れにくくなりますが、24穴トレーは流れでた水もポットと接する。ということも考えられます。
要するに24穴の場合は水回りがいいが、通気性が悪い。育苗箱は通気性がいいが、隙間があるため乾きやすく鉢の水分管理に手間がかかる。というメリット・デメリットがありますが、手間をかけて作がいいほうがいいもんね、やっぱり。
栽培をしてみて、24穴と育苗箱のメリット・デメリットはまだいろいろあるのですが、その話は次回に…
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