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   野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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「大仁王」「武蔵坊」の代わりに「寿光」を交配につかうと寿光系の白花が作れます。

大仁王系白花ほど大きくはなりませんが、「寿光」のように特に中裂が発達した花形が特徴です。


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「白紀宝×大仁王」と「学宝×武蔵坊」を交配するとやっと大仁王系白花ができます。
とはいえ並点の通常花と大輪花がほとんどで、大仁王系白花が出る確率はだいたい1/16ぐらい。しかもその中から良花は数えるほどしかありません。

大輪花「大仁王」と白花「学宝」だけでも大仁王系白花は作れますが(「学宝×大仁王」のセルフか兄弟交配)、大輪親として「大仁王」単体だとどうしても花弁が薄くなりがちです。大輪花に「大仁王」「武蔵坊」、白花に「学宝」「白紀宝」の4種類の親を使うことでバリエーション豊かで、花弁のしっかりした花を産出することができると思います。

大仁王系白花産出まで8年という歳月はかかりますが、新花が咲く喜びにはかえられません。

「白紀宝」と「大仁王」を交配します。
すべて並点の花が咲きますが、その中から比較的大輪で花形のいいものをセレクトし、大仁王系白花交配用(戻し交配用)に選別します。

 

同じく、「学宝」と「武蔵坊」も交配します。
こちらも並点花が咲きますが、その中から花弁のしっかりした比較的大輪の花を大仁王系白花交配用(戻し交配用)に選別します。

※イワチドリの場合、交配してから花が咲くまで4年かかります。

まずは、昨日の写真のような大仁王系白花を作るのに使った花を紹介しましょう。

白花では、円弁の超有名花「学宝」と千鳥足さん交配の「白紀宝」をセレクト。

大輪花には、こちらも超有名花「大仁王」と「武蔵坊」を使います。

 

次回はこの4つの花を使った交配花(F1)の紹介となります。

写真のような大仁王系白花の作り方を数回にわたりナビりたいと思います。

次回は交配に使った素材を紹介。

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