野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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ピンク大紅点とピンクの血が半分入った淡色地一点花の交配です。ビン出し即でピンクは咲いているので、交配は間違いないでしょう。ピンクが出る確率は1/2~1/4程度かな。
「いちいちピンクの血の入った一点花とピンクを交配せずに、ピンク同士交配すればいいじゃん」と思うかもしれません。なんでこんなまどろっこしいことをするかというとピンク一点は大変大輪化が難しい分野だからです。大輪の血を入れてもなかなか思うように花が大きくなりません。
話によるとピンクは「雪炎」のセルフ交配を何回か繰り返してたまたま出た花だそうで、この「雪炎」の血がなかなか抜けずに「ピンク」になると「雪炎」もセットになり花が大きくならないようです。
なので「紅太DS・P1ベタ」でピンク一点に「紅太DS」の血を入れてなるべく「雪炎」の血を薄めないとなかなか花が大きくなりません。いろいろと試行錯誤の毎日です。
ようやく花形などから明らかに大輪系のピンク一点である花も咲いていますが、それを使ってどこまで大きくなるのか・・・不安と言えば不安。(大輪系のピンクは球根リストに載せてある「F5」や「F6」の花)
来年は「秘武C」や「赤福」の血の入ったピンクが咲く予定ですが、本当に花が大きくなるのか・・・・心配でありんす。
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ピンク一点獅子狙いの交配です。花粉親の「P1大仁王麗日P1(斑)角」はだいぶ交配名を省略してまして・・・正確には「P1大紅点大仁王×麗日P1・瀞遊蝶のピンク斑紋獅子」となります。要はピンク大紅点とピンク一点の血の入った二条棒点の獅子咲きとの交配から出たピンク斑紋獅子咲きです。去年のポットリストにも載せてあった交配です。
その交配を先行的に無理やり咲かせたら、たまたまピンク斑紋獅子だったものを交配に使ったものです。
ピンク斑紋獅子ですが、ピンク一点の血が入っていますのでピンク一点と交配すればピンク一点獅子が1/4ほど出るのではという交配。
と、説明しないとなかなか手の出ないビンなのでありました。交配親の写真だけだとピンク斑紋獅子しか出ないように思っちゃうもんね。