野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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今年の夏に種をまいたものが早くもプロトコームになってしまったビンの画像です。ちょぼちょぼ発芽するのはありますが、こんなにたくさん発芽するのは珍しいです。1年に1種あるかないかぐらいなのですが、種まき後は収納ケースにしまってしまうのでだいたいは春まで気付かず枯れてます。今年はたまたまケースにしまってないところから出てきたので、救出したわけです。
まぁ早く発芽するのはいいんですが、冬場の管理が面倒なんですよね・・・。
戻し交配や新しい品種のF1交配などは早く発芽して冬季にちゃんと管理することで1作分特しますが、残念ながらこの交配は円弁酔白大紅点(リストのK2)のセルフというなんともビミョーな交配です。まあ、中には円弁純白一点も咲きますから、ちゃんと温度管理して育てるつもりです。
この種まき後すぐに発芽する要因はまったくわかっていません。何がきっかけで発芽するのかがわかれば新品種作出し(F1作りから戻し交配まで)が6年でできる計算です。種まきすぐ発芽しなくてもあれやこれやすれば6年ぐらいでもできなくはありませんが、見切り発射的なものしかできませんので、後々のことを考えてじっくり交配を進めるつもりです。
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AUC韋駄天タイプはヤフーオークションで買ったものですが、葉や丈も大型になるようで、おそらく熊野千鳥園さんが作出ししたタイプだと思います。ウチの系統とは違うので、パイロット花を見る限りでは出る花の割合が少々異なるようです。
ビン出しでかなりのパイロット花が咲きましたが、特徴は五月雨タイプあまり出ないということ。韋駄天タイプや手裏剣タイプが良く出るようです。パイロット花だけで見てみると半分以上は韋駄天や手裏剣になっていたような。濃色手裏剣やベタ手裏剣もけっこう出てました。
こういう交配はポットより開花見込球5球¥6500 の方がいいかもしれないです。5球もあれば2~3球は韋駄天以上になるでしょうし。5球セットは安過ぎたかもしれん・・・失敗した。
「隈取」は一点花(二条棒)ですし、韋駄天タイプ・手裏剣も一点系ですから、この交配で五月雨ばかり咲くのもちょっと納得いかない気もしますが、パイロット花で5花ぐらい咲いたものはすべて五月雨タイプ。一度、五月雨タイプになると韋駄天や手裏剣に戻らないのかも。
パイロットで咲いたのは5花ですから、韋駄天や手裏剣タイプが咲くこともあるかもしれません。