野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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とうとう「大麒麟」の孫世代がようやく交配できました。「大麒麟・玄初玄夢B」は普通の二倍体個体となら結実して種も割りと発芽します。問題は発芽した苗に球根ができにくいという難点がありますが…球根ができる苗は3本に1本ぐらいだったような。今年の発芽した「大麒麟・玄初玄夢B」交配の苗もそんな感じです。発芽するが、球根がうまく出来ない。新たな問題です。移植のタイミンが悪かったのかなぁ?と思ったりもしてますが、いっぱいあっても困るので、いいとしましょう。
「大麒麟・玄初玄夢B」が四倍体の可能性が高く(ちゃんと調べたわけではありません)、それが合っているなら「大麒麟・玄初玄夢B」交配は三倍体になるので良い花は咲きそうです。とはいっても、その後、交配に使えないという大麒麟の宿命を負わされたある意味不幸な子供達でもあります。
単純な歌姫系ではありません。花粉親の「虎徹」に注目したい交配です。
「虎徹」は2010年ぐらいの花だと思いますが、斑紋一点系の走りの走りという花でした。
「虎徹」がこれ ↓↓↓↓
斑紋一点の特徴は「まほSB歌姫TA・虎徹-13A」にも少し出てるような?出てないような?感じです。隔世遺伝が基本ですから今回の交配で虎徹芸が出るか?というところでしょうか。うまく芸が出れば、歌姫タイプの虎徹に。芸が出なくても歌麿系やば普通の歌姫タイプが咲くでしょう。
「まほSB歌姫TA×虎徹」は全体的に弱い性質ですから、種を付けると球根がほとんど出来ずそれっきりになります。出来ないというか、晩夏に枯れるのがほとんどです。種を蒔くまではなんとかもつのが救い…
種をつけなくても夏の暑さにやられて次の年は花が咲く球根になることも稀なので、13年に交配したっきりで、その後は交配してないと記憶しています。
歌姫系というか、寿光系の多くがそうなのですが、球根はちょっと小さめです。