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千鳥足さん・karinaさんご覧下頂有難うございます。濃色花は名月がルーツなので花型も良くありません。タダ色が濃色なだけで、種に使うくらいです・・・。
今月発刊のマニアックス岩千鳥が少し記載されています。不確実ですが趣味の山野草5月号にもイワチドリが出るそうです。
(50選)
今一番色の濃い超濃色無点花です。スミレのような色の花で明らかに今までの無点花とは違います。
大仁王交配の無点花は花が大きい分、色素が分散するようで、どうしても色が薄くなりがちでした。この花を交配に使うことで、大仁王系無点花でも、先日紹介した濃色無点花ぐらいの色が出せるかもしれません。
花形は良くありませんが、交配親に使う分にはこの超濃色の特徴で十分です。
(桃源×熊野の光)×(熊野の光×桃源)の交配で出た濃色無点円弁花。
この花の両親共濃色円弁でしたが、交配することでより花形も良く、いっそう濃色になりました。この花でもかなり濃色の部類です。
次回はもっと濃色の花を紹介予定です。
ここ数回紹介してきた花の親木を公開します。
母木は玄武系大仁王一点花、
種木は大仁王・武蔵坊系一点花の銘品「火祭」でした。
1/19に紹介した無選別品の写真を見て分かるようにほとんどの花に霧点がつきました。母木は霧点が出ていませんが、「玄武(霧点付斑紋花)」の血が入っています。また、種木は見て分かるように霧点付一点花ですので、必然的に霧点となる因子が強い交配結果となりました。
霧点も濃く、紅点とのバランスも良い優花。中裂、側裂が重なり合い、大輪で花形も申し分なし。
親の長所をいいとこどりをしたような花。
次回は交配親を紹介します。