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   野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
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おお!なんだかへんてこな花と普通花が咲いている。咲き分けか??

いえいえ騙されてはいけません。内弁が退化することによってまったく違ったイメージの花になる、いわゆる「いにしえ」タイプです。初めて確認されたのが「いにしえ」だったので、こういう咲き方をするものを「いにしえ」タイプと呼んでいます。内弁が退化することによって花粉がありません。

「いにしえ」タイプになると写真のように上下で色が極端に違ってきたり、紅点の色が極端に濃くなったり、白地になったりと変化はさまざまです。

写真は固定の「いにしえ」タイプで、必ず1花目が「いにしえ」タイプになり、その先は普通花になります。
また、花が未成熟の為、「いにしえ」タイプになるものもあります。未成熟になりやすいビン出し即の初花や天の花(一番先の花)が「いにしえ」タイプになりやすいようです。

ビン出し即の初花でめちゃくちゃ色の濃い花が翌年普通の色に戻ることはよくあることで、最初はスゲーのが出たと喜んだものです。騙されてはいけません。


写真の花は固定なので、一応咲き分け?ですが、評価されません。
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蟻千タイプの写真はもっとあるのですが、蟻千タイプばかりだと飽きちゃうので今日で蟻千タイプは終わりにします。

写真の蟻千タイプは中央の斑紋部分と周辺の斑紋部分との間に白抜けがあるので特別に選別しました。霧点でなければ、二重紅点花にもっていけそうな感じです。霧点ではないことを願いたいです。

二重紅点を期待して交配してみましたが、受粉能力ゼロみたいで、子房が膨らみませんでした。来年再チャレンジします。


昨日と同じ交配の蟻千タイプですが、斑紋が荒めのタイプです。
この花をセルフでもしたら、極小数、おそらく1/32~1/64程度一点系が出るでしょうけど、この交配の花は交配不可の花ばかりで困ります。

昨日の花もそうですが、寿光の血が深くなっていくと中裂の切れ目がなくなります。写真の花は切れてるように見えますが、ほとんど切れ目はわかりません。もう少しフリルが激しく付くとウチョウランと同じような花になりますね。

時間の問題かも。

イワチドリらしさが無くなってしまいますがね。


「武大大寿大寿武大(蟻千タイプ)×玄初(超)玄夢3B-A」の選別品蟻千タイプです。「玄初(超)玄夢3B-A」の影響で軸はある程度強化されましたが、もう少し太くしたいところです。

玄初(超)玄夢3B-Bと蟻千タイプを交配しても蟻千タイプは出ませんが、玄初(超)玄夢3B-Aだと1/3ほど蟻千タイプになります。残りは見れないほどの駄花です。

蟻千タイプが出るのは母体に蟻千タイプを使っているからかも。今年は玄初(超)玄夢3B-Bの種で実験してみるかな。

これも昨日と同じ交配の選別品です。大仁王タイプで花がでかいです。
一点花より斑紋花の方が花が大きくなる傾向にあるような気がします。

ここからは推論ですので参考程度に。斑紋の集合体の紅点(一点)は花の伸びを阻害するようです。極端な大紅点やベタの花で大輪が出にくいのもそのせいかと思われます。
交配数が段違いな一点系と比べ、斑紋や白花では大輪花が出やすいのも紅点が関係しているのかもしれません。

超大輪というだけだと、大仁王より寿光の方が大輪傾向が強いようです。一点系では紅点が花全体に散る関係上寿光系は大仁王系とさほど変わりませんが、白花では寿光系の方が大輪傾向が強いです。

蟻千タイプはもちろん寿光系ですが、玄初玄夢3B-Bにも寿光の血が入ってるんですよ~。
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