野生蘭の岩千鳥(イワチドリ)の新花や自己流栽培方法などの情報を発信中!!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先日の絣韋駄天に引き続き、絣で新芸?かも?
絣紋と一点花の戻し交配したビン出し即花です。ビン出し即で一本だけ花を付けました。バック点が絣状中抜けになっていたので、「おお!これはもしや絣一点花か?!」と、期待が膨らみます。バック点が存在するので一点花形態になっているのは間違いないと思います。通常、無点花や絣紋花にはバック点は存在しません。一点花に多く、一点花の血が入った斑紋花にもたまに現れる芸です。(芸というほどでもないね…)
ビン出し即花は開きにくいので、ピンセットで無理やり中を覗いてみることに。
「・・・・・」
「・・・・・・・・・」
ん~、何とも微妙な色合いです。輪郭部分だけの紅点を期待したのですが、紅点がかすれたような感じ。ピンクとも色合いが違います。絣のように中抜け状ではないようです。写真では色が出ませんが、開きかけ花弁の黄色と相まって薄いオレンジっぽいような、サーモンピンクのような色合いで、時間が経つと色が濃くなりそうでもあります。ビン出し即花はごくたまに一点交配でも薄い紅点の花が出る(一過性)ので、その延長線上でないことを祈るばかり。
絣一点というより霞一点。カスリとカスミ…まあゴロも似ています。とりあえず霞一点と呼ぶようにしようかな。
霞のように消えてしまわないよう、今後はイカス花になるように交配をしていくことにします。
PR
想定外のところから咲きました。韋駄天タイプの絣紋。バリエーション上、必要かもな…と考えてはいましたが、どうも絣紋と五月雨系をかけてF1を作り、そこから戻す8年間の苦労と労力に見合わん花なので、見て見ぬふりをしていました。なので、この花は絣紋の血の入った順序だった交配ではありません。こんな交配で咲くのかというところから咲きました。タネを明かすのはまた今度ということで。(ヒント:13年度のポットリスト掲載品からです)
最初はまた無点韋駄天か…と思ったのですが、よくよく見ると絣紋。なんとも微妙な芸の花です。芸も微妙なら、人気も微妙な香りがします。この交配は買った人もけっこういますので、もしや?!とお思いの方はぱっと見 無点韋駄天を注意深く観察してみてください。
無点韋駄天と交配すれば、もう少し絣紋のハッキリした絣韋駄天ができると思いますが、セルフした方が面白いかもしれません。